冷房のかかった部屋

8月23日(日)晴れ

9時半起床。ベルソムラが効き過ぎて9時間眠っても何だか眠い(20mgから15mgにしてもらったのだが)。

さて、今日は仕事。初めて作った料理も思いのほか美味しく出来て、またレパートリーが増える。山本ゆりさんのレシピ本から発想を得ているのだけど、日々の飾らない家庭料理にピッタリだ。

入浴介助が終わってからリビングに戻ると昼間対応してくれていた男性スタッフはもう帰っていて、夜勤スタッフだけになっていた。

その後、気づいたら昼間のスタッフからLINEが来ていて、Aさんのことだった。何か不穏な空気を感じ取っていたようで。「大丈夫でしたよー!」と送るとすぐに「良かった」と返信あり。

本当は、彼に対して少し怒りみたいなのが出ていたけど、すぐ切り替えることが出来ていたので言わないでおいた。「あなたに対して怒ってましたよ!」と言われていい気分になる人はいない。彼がまた次にAさんに会った時に良い関わりをしてくれたらすぐ解消すると思った。

それにしてもこの仕事というのは、いわゆるみんなが想像する介護、介助ではないなと思う。人間関係っていうのが主な仕事だなと何度も思う。身体に関わる介護だなんていったら、私のように全く介護技術を持たない人間は使い物にならない。何となく、空気を読んで、いい感じに、うまい具合にまとめる、その人が気分良く過ごせるように、楽しめるようにすること、そのために介助が必要になることがある、という付け足しみたいなものだ。はっきりと説明のつかない仕事が多い。

雰囲気仕事。でもしっかりと目標を持って。

矛盾している。

そこが面白い。私のように、カッチリ、ピリピリした「会社」の雰囲気が苦手な人は障害者支援の仕事を一度試してみて欲しい。案外、すんなり溶け込めて、自分でも働ける仕事があるんだ!と気づいたりするかもしれない。

帰ってシャワーを浴びて、冷房でキンキンに冷やした部屋で寝転ぶ。疲れてじんじんした体に染み渡るようでこれが気持ち良い。夏は苦手だけど、この感じは良いなと思う。

仕事に行くまでは億劫だけど、肉体の疲労感とお風呂、冷房のかかった部屋は癖になるな。