『半沢直樹』と『愛がなんだ』

昨日、佐藤千亜妃のインスタライブ見てたら「鬼レモン」って書いたチューハイを飲んでて気になっていて、今はそれを飲んで、血行が良くなりすぎて体中痒くなりながらこれを書いています。

昼間になんとなく一人で録画しておいた『愛がなんだ』を観た。去年やっちゃんと映画館で観たけれど、そのあとケンタッキーで熱く語るわたしと、ピンときてないやっちゃんの非対称性を思い出す。男と女の感覚の違いもあるだろうし、恋愛の経験値の違いもある、もしかしたら若干の世代間差みたいのもあるのかもしれない。

今日、やっちゃんが好きな『半沢直樹』がスタートした。私は数年前にやっていた時には全く観たことがなくて、ものすごく流行っているのはもちろん知っていて、「やられたらやり返す、倍返しだ!」っていうセリフをみんなが言っているのを聞いていただけだったのだけど。こないだ総集編を観たらなんか面白かったから観たけど、正直…なんだこれ、この狭い「会社」って世界だけでしかも親会社子会社で足を引っ張りあって、人事がなんだってやっている、これの何が面白いんだ…と酔っ払いながら思ってしまった。もしかしたらこれから面白くなるのかもしれない。でも、でも??もしかして?これを面白いって思えるのって、会社勤めしているサラリーマン、いわゆるおじさん?なのかも???とふと気づいてしまった。自分に身近なほど心は動くし「わかるわかる!」ってなるのが普通だ。

『愛がなんだ』で、まもちゃんのことが好きだから「その人そのものになりたい」と思う気持ちとか、頼まれてもないのに風呂掃除しちゃったりタンス整理しちゃったりする気持ちにわたしは共感してしまう(重い女なので)ことを、男子はわかってくれないでしょ。恋愛に夢中になるあまりに仕事に身が入らなくて辞めてしまうくらいに狂うかんじも、たぶん理解されない。

なんだ!

あまりに見ている世界が違いすぎるのではないか!

そんな半沢直樹と、愛がなんだが、一緒に暮らし、理解しあって、生活していくなんて圧倒的、全方位的に、無理なんじゃないか!

それとも、真逆だから天秤がつりあって揺れながらもなんとか傾かずに生きていけるか。本当、謎すぎるのである。

とりあえず、鬼レモンは鬼で、本当にわたしは真っ赤になっていて、指すらもかゆく、これをなんとか書き留めておこうとしている。ロックを聞きながら。多様性に乾杯。