社会問題に対して、140文字で、自分の意見をちゃんと言う事ができない。何故か。まとめる力の無さ、それもある。怖いからか、それもある。頭の悪さ、それもある。どういえばいいのだろう。
思うことはたくさんあった。全く知らなかった花さんという女性のこと。ネットで誹謗中傷を受け続けて、苦しんで、1人でこの世を去った、誰も助けられなかった、ねこをこの世に託して、亡くなった女性のこと。それを知ってショックを受け、自分の受けてきたことをちゃんと訴えていかなければ、同じような人が増えると、きっと、そう思って、つらくてもまたアクションを起こす伊藤詩織さん。。それを支え、ネットで起こっていることを検証し、協力する荻上チキさん…。「民度」という言葉を使うわたしが生まれ住んでいる国のNo.2の人のこと、それに慣れきっている私たち、そして、コロナ、この謎のウイルスに侵され、軽症と言われながら、何のサポートも受けられずに何か月間も苦しんで自ら情報を探し、回復をしようとしている人達、または、人工呼吸器を付けて治療を続けている人、それに対して、今度は、「若い人に人工呼吸器を譲ります」マーク…。何が起こっているの？このマーク、腰の曲がったお年寄りがプレゼントを、渡している絵。プレゼントは自らの命、である。何が起こっているの？この国では！！
命の選別はするなと、言いませんでしたか。津久井やまゆり園の殺された19人の人達はたまたま「重度障害者」という括りにされていた○○さん。名前も呼ばれることなく、葬り去られましたけど。そして、犯人の気持ちもわかるとか、言う人達。税金の無駄遣いだとか言う人達。なのに、一世帯2枚のマスクに400億円以上かかっても「ありがたい」と、マスク自撮りの小顔マウントのみなさん。
わたしは、何を、どう、こう、言葉にすればいいのか、伝えればいいのか、そもそも伝える必要もないのかもしれないけれど、ただつらくて、ここに書き連ねるだけで。明日もまたずっと傷つくんだろう。そんなやつは、ネット見るな！発言するな！なんだろう。それがいまの、現実の世界だ。わたしはいつも、じぶんのこの、うまく伝えられなさを、キッチリと分かりやすくまとめて言語化して発信している人のツイートをいいね！したりリツイートしたりすることしかできない。それが情けなくもわたしです。
