眠れない夜の戯言

眠れない。この頃はジェットストリーム聞きながら、気づいたら眠れていたのに今日は何か違うみたいだ。そういう些細なことをSNSで呟くのも憚られて、何となく最近はブログという名の日記に逃げている気もする。SNSではいろんな分断があって、つぶやきの羅列の中、自分の言葉が誰かを刺してしまうのではないかといつも思う。たまたまそこに居た誰かに当てて言ったような形になるのも怖い。政治的な話が多くなってきた。私たちは今声を上げていかなければならないけれど、その匙加減がとても難しい。なんか疲れる。人の暮らしがこんなに政治と直結しているなんて実感を伴ったのって震災か今って感じで。普段いかに個人主義だったか…。行き過ぎない程度にだけれども。

糸井重里流に、ただ自分のことをやればいいのか。いや、こんな時にそれはないだろ。私は最前線に立てていない、役に立ってない無力感に襲われる。なんなら、医療者でありたかった。震災の頃の細美さんの言葉を思い出す。「命の使いどころを探してた」

何だかそれが頭をぐるぐる巡る感じ。困難な時に勇気を持って行動したいんだ。甘ったれてまるで世の中で役に立たないクズ人生だったから、どこかで自分を使いたいと思ってしまう。でもそんな感傷的な使い方ダメなんだろう。そもそも何ができるんだ…。自己効力感の低下。ただ家にこもってることくらいしか出来ない、そして、それが結果、何も技術も知識も持たない、何もできない自分に今1番求められていることであることだったりする。そのすべてがもどかしく、沈む。