■

2月4日（木）晴れ、風強し

いろんな家の洗濯物が飛んでいる。道端に落ちている。

美容室へ。短くしようかなと思って行ったけれど、美容師さんが、今の長さが似合っていると言い、結局、肩につくかつかないかの、ボブではなく、セミロング的な、区別よくわからんけども、ここ数年では1番長い、結べるくらいのストレート、これで決まった。たぶんしばらく続けるのだと思う。とにかくすとんとまっすぐであること。これがわたしには重要で、さらさらのツヤツヤであることも重要。長さの加減以上に意識している。

しっかり整えてもらうと、気持ちもしゃんとする感じ。堂々と道を歩ける感じ。

心の中では、あれやこれやの悩み事の渦で、溺れそうになる。考えても仕方のないことばかり。解決しない事案ばかり。ただただ働くことと、時間が経つのを待つこととか。

いつしか、なんとかなった！！という日が来るのだろうか。

その頃には別の悩みを抱えているのだろうな。常に、心を暗くする出来事ばかり。みんな、どうやって、そんな日々を乗り切っているのだろうか。それとも普通の人はこんなに立て続けにいろんな事件や問題が降りかかって来ないのだろうか。分からない。自分以外の人が平和に暮らしているように見える。それはきっと違うのだろう。それぞれに精一杯の地獄を生きているのだろう。でも、まるで自分一人がこの不幸を背負ったかのように思ってしまう。

全部から逃げ出したいと思う。何もかも捨ててこの場から去りたいと。けれども、仕事はあって、家もあって、約束もあって、友達もいて、親も遠くに住んでいて、全てを裏切るなんて想像しただけで、無理とわかる。

責任を果たす。ただそれだけ。生きてることを支えるものがそれって、とても強く、そして悲しい。

1週間だけでいいから、仮死状態のように眠り続けたいよ。しかし、意識が無いと、時がそれだけ過ぎたことも認識できなくて、結局また「今」がそこにあるだけになるから、意味ないな。うん。意味ない。

楽しいって思いたいよなー。

今は夜中1:18。早く寝ると毎日言い続けて眠れるわけもなく。これは脳の興奮状態なのか、何なのか。眠れない日々。

唯一、美容室の髪を洗う部屋の薄明かりの中の15分、その中の途切れ途切れの5分くらいが自然な眠りを得られるところなのだった。

困ったね。