良かれと思って。

9月7日(月)くもり、雨、晴れ

1日変な天気。

今日は、ニコさんが遊びに来ることになっていて、けど、私はつい2日前くらいに歯の詰め物が取れてしまい、それを治療するために午前中に歯医者へ。

久しぶりに行ったのだが、何というか、入った瞬間、空気が違うのである。建物だけそのままに、でもメンバーが違うような…。そんな毎日行くものでもないから全員を覚えてるわけではないけど、明らかに雰囲気が違う。よく見ると、歯医者の名称?というのかしら屋号?なんて言うの?店だと店名、が変わっていた。少し不安を覚えつつ…呼ばれて個室に入った時に歯科衛生士さんに「何か変わりました?」と聞くと「院長が辞めたんです。でも、その頃からいた非常勤の先生が今はやっていて。女の子たちはみんなそのままですよー」と、安心していいのか悪いのかよくわからん情報を明るく説明されたのだった。でもここまで来て逃げるわけにもいかず、まあ、治してくれるならいいかと言い聞かせ、でも詰め物(銀の)を接着剤みたいのでサクッとくっつけて、一瞬で治療は終了。あっけなく。その後も小さい虫歯、クリーニングで数回通うことになった。

ま、任せていいんだよな…。病院系はやっぱり、安定して同じ人が居てくれる方が安心感はあるよな、と思いつつも、カルテもあるし、また新しいところで一からよりはいいか、と帰りには思った。

ニコさんと待ち合わせ、うちに来てからまた怒涛のように喋りまくる数時間。

お茶を飲み、食べ、飲み、喋る。プラズマクラスターの効いた部屋で。(そういえば今日のニュースでプラズマクラスターがコロナにも効果ありというのがあった)

やっぱり価値観が合う友達と話すことが何よりも嬉しいし、楽しい。モヤモヤしていたことを伝えて、理解してもらえるありがたさを思う。本音を言える(内容とか感情を理解してもらえる)人って案外少ないと思う、最近。共有できる感性とか、問題意識とか、「友達」と言えどもなかなかしっくりくる人は少ないものだ。

あっという間に時間は過ぎて、帰り道一緒に歩いていたら、いつものおばあちゃんにばったり会う。今回は、転んだ話を教えてくれた。ますます心配。そこに、仕事帰りのやっちゃんも通りかかり、おばあちゃんにパンをくれた。いいよいいよ!と遠慮していたけれど、もらってくれた。

駅前のスーパーで買い物をして、家に帰って冷やし中華を作って食べた。その後やっちゃんは日課のスクワットとストレッチ(痛い痛いと騒ぎながら)をした。

その後、歯科検診行った方がいいよ、としつこく迫り、「入れ歯になってもいいのかい?好きな食べ物食べられなくなるよ」と脅し、やっちゃんは笑いながら逃げようとするけど、しつこく言い続け、何とか行くような雰囲気になった。これ完全なパターナリズム。母親が子どもにやるようなことだ。バカバカしいなあーと思う。大人なんだから自分で自分の体調管理をすべきなのにね。なんなんだろう。こんなことやってる自分も嫌になる。世の中の妻たち夫たちはどうしているのだろう?

人の支援を仕事にして、家では人を管理している。それも自分で出来る事なはずなのに、しつこく言わないとならない。

「良かれと思って」

はー。ため息。