一生もののフライパン

定期購読してる『&Premium』の最新号が届く。食器を入れ替えたりガスコンロを注文したりしていたところにこの特集。

ふと目に止まった琺瑯のフライパン。

テフロン加工のフライパンってくっつかなくて簡単便利だけど、いっつも買い替えてるのが悩みだった。でも鉄のフライパンは重たいし手入れが大変そう…持ち手が熱くなるから気軽に使えないよなぁと面倒くさがりな私は諦めていたところがある。

ほうろうか…。ル・クルーゼの鍋を思い浮かべる。もう10年以上使っている。あれはほうろうか?鉄とほうろうか。

一生ものが欲しくなった。しかもサイズ違い、蓋もセットで!思い切って。

気持ちが一気に盛り上がる。

持ち手もオークとウォルナットから選べる。使い込むごとにじわじわと色の変化を楽しめるかなとオークを選んだ。

f:id:seka1co:20200518210902j:image

目指したのは、世界一、素材本来の旨味を凝縮するフライパン。 | Vermicular(バーミキュラ)公式サイト

買った!人気商品らしく、届くのは7月下旬みたい。

私なんかに使いこなせるのか分からないけれど、3000円くらいのフライパンを何度も買い替える暮らしからはもう脱したい。

良いものを長く使いたいと思った。

コロナ以前から思っていたことだけれども、こういう日々の中で本当に大切なものを丁寧に見つけていく作業をしている気がした。

東日本大震災後に、人間いつ死ぬかわからないなら、本当にやりたいことに挑戦しようなんて思ったこと。人は危機の時に気づいたり動いたりすることは多いのかもしれない。

いつまでも同じ日々があると錯覚して生活していたのが急にひっくり返されるのだから、目が覚めるというやつだ。病気をして生活を見直す、とかもきっとそれで。また慣れてだらだらした日常になったとして、それはそれで麻痺するくらい平和ということだ。