梅の湯(6)

久々の1階、コンフォートサウナ。汗は粒が出来た瞬間から滝に変わっていく。え!こんなだったっけ!!ー?
水風呂の深さとか肌触り温度色、全てが天国のように優しい。そして小雨の外気浴!もう何が何だか。
3セット目は、外に辿り着けず水風呂目の前のととのい椅子で完全に完璧に圧倒的にあちら側へ。どんな顔してたんだろう?空恐ろしい。
ふと気づく。
風を感じる。
ゆっくりと目を開けて見る。そこには小さな外庭があって、その窓が少し開いているのだった。
その心地良い爽やかな風は、いつまでもわたしをゆっくりと撫でるのだった。
もうこうなったら、これがサウナだろうがサウナじゃなかろうがどっちでもいい気がしてきた。
そう、わたしは水槽の脳(気になった人はググって)。
刺激を与えられ、そして反応しているただの物。
とか考えたりしつつ、帰りに満員電車に乗ったら正気に戻った。
ごちそうさまでした。

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