とにかく日記を書いておこうかと思った。今世の中、世界、というかこれは地球全部に未知のウイルスが蔓延しているといった状況。2020年７月に始まるはずだった東京オリンピックは1年程度の延期と2020年３月現在言われている。それで私が住む東京都は知事小池百合子氏より週末の外出自粛要請を出した。スーパーでは買い占めが起こり、人々は静かに不安とパニック。ここでふつふつと思い出す季節。9年前の３月だ。雰囲気が似ている。店が閉まったり、外を歩く人が減ったり、なんとも物寂しい空気の春。桜を見た記憶もない。ただ傷心だった。花粉と放射能を吸い込みながら生活。ただちに健康に影響はないと繰り返される言葉と疑心暗鬼。けれど新型コロナウイルスはただちに、多分２週間で健康に影響が出たり、出なくても誰かにうつしてしまうとその人が重症化したり、最悪死に至ることも、っていう別の意味で恐ろしい状況。
地震で建物が壊れたり、津波で流されていないから、原発が壊れていないから、なんとなく無視してしまえばそのままいけるんじゃないかと錯覚してしまうけど、現段階、外国は恐ろしい状況。はー。平穏な日々って長く続かない。生まれてから今までどれだけの災害にあっただろう。そしてこの先もあるのだろうと思うとうんざりするし、いったいいつまで生きるものなのかわからないなという気持ちにもなる。だから、この騒ぎが収まったら、もっと好きなこと、やりたいこと、楽しいことをどんどんやっていこうと思った。旅にも出よう。
とにかく疲れきって投げやりにならないようにしよう。今は。
