必要緊急の飲み会

2月27日(日)晴れ(風が強い、冷たい)

今日は朝から仕事だった。利用者さんは大荒れ。昼に作ったご飯をその場で捨てられた。けれども、強い力(言葉)で返すと、更に強い力(言葉)で返ってくるので、ぐっと堪える。

佐々木さんも一瞬、注意しかけたが、やめていた。わたしたちはこういう時、結構無力感を感じている。単に耐えるだけが支援ではないのは分かっているけれど。

ここ数ヶ月、ただただしんどい時期が続いている。

仕事が終わってから、立川でゆきちゃんと会った。いつもの飲み屋へ。色々と語り合う、というか、わたしの話を沢山聞いてもらった。相変わらずどうしようもない自分なのに、肯定してくれ良い部分を引き出してくれ、本当にありがたい。

お酒を飲むことで、脳が麻痺していって、ぼんやりして、すこし楽になる感覚。自分の人生そのもの、過去と今だけど、それらを俯瞰できるような気がしてくる。でもそれはまやかしで、酔いが覚めると同時にまた細かなことにとらわれるのも分かってしまっている。

店は賑やかだった。カウンターでは関西弁が飛び交っていて、その元気さ明るさに面白くなるかんじ。そういえば震災後、大阪に居た1ヶ月くらいの間、お店の人がやたら人懐っこくて新鮮だったな、イタリアみたいだったな、と思い出す。

飲み放題が終わる頃、もう飲み物も食べ物もラストオーダーの時間で、それは19時だった。そうだ緊急事態宣言中なのだ。駅に戻っても土曜日にしては本当に人は少なく、やはり以前とは違うんだ…と思う。言葉で理解していても、目に見えないものにこんなに左右されながら生きることになるなんて、とまた思う。

帰って来て、1人部屋にいると、しんとして何か心許ない気持ちになった。もっとどんと構えていていいんだよな。いつまでも守られて生きてる感覚から抜け出せてないのかもしれない。

でも!何故?!