アル中ワンダーランド

9月26日(土)小雨

午前中から眼科通院。診察してもらったところ目の傷は良くなっている。でもわたしの訴えは「目が痛い」である。先生は、「うーん…精神的なものかもしれませんね」と言った。

え!

痛いよ?

打撲痛とか言って欲しかった。そしたら時間が経てば良くなると思えるのに。目にも精神的な痛みがあるなんて!!!いったいどうしたら!!!

落胆して眼科を出る。その後、合わないソフトレンズを返しにコンタクト屋に行き、眼鏡屋で新しいメガネを受け取る。

そこで友達と合流し、久しぶりに磯丸水産でランチを食べた。結構お客さんは入っている。アクリル板とか申し訳程度にあるけど、こんなの飛び越えて飛沫は飛んでいくだろう。

何かもう全て運のような気がする。その後、銭湯開店時間までコーヒーを飲んで、話して、15時に開店と同時に銭湯へ。良質なサウナと水風呂と休憩スペースを存分に味わう。コロナ対策で会話禁止なので、それぞれのペースで勝手に入ってリラックス。こんなにすっきりさっぱり爽快な気分になれる趣味そうそうない。本当に心地よかった。

その後またお茶するが、だんだん夜になり腹が減ってきて、今度は夕飯を兼ねて飲みに行くことに。これは半年以上ぶりだ。

念入りに店を探し、わいわいしていない、なるべす空いているところにした。わたしはビール1杯で完全に酔っ払い、レモンサワーは最後まで飲めず。色々語り合うが、思ったのはずっと「シラフ」で生きてくことのつらさだ。

たまに麻痺させないときっと、まじめに考えすぎて思い詰めてしまうということ。飲んで「まあ、どうでもいいや!関係ねぇや!」と思う瞬間を作ることが大切。そんな教訓を得た夜であった。

帰って、やっちゃんに頼んでいたまんきつさんの文庫版『アル中ワンダーランド』のサイン本を開いてわあ!と思ったのも束の間、手を洗ってしっかり拭いていなかったせいで、サインが滲んでしまい、ショック過ぎた。でも、酒のせいでこんな雑なことになってしまったことを思うと、なるべくしてなったとも言える。

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