スイートポテト

8月29日(土)晴れ

暑い。

蓮見さんのまとめて!土曜日を聞くのを脳がインプットしているので7時くらいには目が覚める。ベッドに横になったままダラダラ聞く。

やっちゃんは休み。9時にナポリタンを作った。録画してあるMIU404を観る。星野源綾野剛のドラマ。菅田将暉も最終的にすごく重要な役で出ている。面白い。そしてちょっと何か今回は、麻生久美子の独白的なシーンで泣きそうになった。私は観るものを観たらそれでおしまいなのだけど、やっちゃんはだらだらとずっと今放送されているテレビを見続ける癖があって、それは一般的な行動なのかもしれないけれど、わたしには結構なストレスで、だんだん耐え難くなっていく。こっちはやらなければならない家事もあり、やっちゃんは散らかす一方で。働いて稼いでくれてるのはありがたいけど、部屋を「普通の状態」(何も綺麗にというわけではない)に保つのもこんなに大変なのかといつも思う。

整体に行くと言っているけど、なかなか出掛けないしで、だんだん気持ちが限界になってきて、自分の部屋に逃げたりしていた。

午後やっとやっちゃんが出かける。ここから自分が掃除したり片付けたりすることが始まる。こんなふうに思うことに、わたしが悪いんだ…と思う気持ちはあるのだけど、どうしてもぐちゃぐちゃにされたままで、台所も山のように食器やら何やら溜まって、テーブルの上も飲みかけ食べかけのものばかり、床にはお菓子の屑…そしてうるさいテレビの音、光、となると、潔癖ではない自分でも心底疲れを感じてしまう。主婦にはとことん向かない。これで小さな子どもなど居たら発狂ものである。世のお母様方、本当に感心する。慣れるものなのだろうか。みんなそりゃ無理しながら頑張ってることだろうな…。

やっちゃんが出かけてから、お風呂に熱いお湯を張った。湯船→冷シャワーと、寝室も冷房をかけ、休憩室にする。自宅サウナもどきを実践。少しリラックスできる。過去の『文學界』に掲載されていた『げいさい』を読む。これが芸大、美大を目指す浪人生の主人公、受かった友達、なんていうか、この時代の空気と美術芸術に関わる独特の人たちのプライドと日本社会には飲み込まれないぞ感、学生時代の輝きを描いていてなかなか良い。

やっちゃんが、夕方に大きなスイートポテトを買ってきてくれ、それがものすごく美味しかった。ありがとうございますという気持ちにやっとなる。1つ1000円くらいするらしい。測り売りとは知らずに2つ買ったらしいが。笑える。

なんか知らんが、疲れが抜けないので8時過ぎには寝る準備をして自分の部屋にこもる。少し読書をして寝よう。

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