一生

昨日も、うしろシティ 星のギガボディ聞いて大笑いして寝た。コロナ騒動で沈みがちだったのが一変したのがこのラジオだった。あの日から「笑ってよし」というか「笑ってしまう」日が生まれた。

東京は今日から完璧梅雨で、それは何か嵐みたいに風が吹いてて、台風、まるで夏、気づいたら俺は夏だった風景…って感じで、ずっと窓もカーテンも閉めっぱなしで冷房をガンガンに入れて、電気をつけて、キッチンであれやこれや、料理したり片付けたり、漂白消毒したり、捨てたり、床に座り込んでスマホでキッチン用品を漁って、買いまくったりした。計量スプーンは持ってるしほとんど使わないのに工房アイザワのを選んで、菜箸もそれにした。今度は大事にずっと使おうと思った。Staubの鍋なんて持ってないのに、Staubのフライ返しがシリコン製で持ち手が木で可愛いから買った。中川政七商店の塩を入れる壺とかも。何かもう、今回買ったら、死ぬまで使えるんだろうと思う。きっとそういう品物だし、年齢なのだ。もう覚悟は決まったぞ。

そして、Apple Musicですきな曲詰め込んだプレイリストをかけて、たまに歌ったり踊ったりしながらお茶をオレンジルイボスティーを飲んで、明治の苺チョコレートを何枚か食べた。作ったばかりのにんじんしりしりも食べた。

RADWIMPSあいみょんtofubeats、きのこ帝国、踊ってばかりの国、ハンブレッダーズ、ドレスコーズ、ラブリーサマーちゃん、teto、羊文学、泉まくら、クリープハイプ

音楽は流れる。まだ死にそうにない人が聞く音楽を聞きながら一生ものについて考えている午後。

そして世の中の不条理。ネット。

人の意見の少しずつにルッキズムの問題が含まれていることに気づく。

「あんな美人なのに…幸せにはなれないんだね」「あんな綺麗な人と結婚して浮気するなんて」

美醜は人生に大きな影響があるだろう。人からの扱いが変わる。それは結構露骨だと思う。

けれど何というか、無自覚に、褒めてるつもりで、人を苦しめることにもなるんだ。同情で見下している。

夫婦の問題は夫婦にしか分からない。そして、人は見えてる一面だけの存在ではもちろんないから、複雑に物事が絡み合っている。

どうにも人生自体を自在にコントロールできると思っている人が多数のように感じる。現象を単純化して、それが何故起こるのか納得して安心したいのだろうけれど、無理な話よ…。

何にせよ、人生の当事者それぞれ主体である当の本人がきっぱりと説明できる完璧な理由なんてものはないんだから。いつだって後付けだし、記憶や感情は時間の経過で巧妙に書き換えられていく。生きてるってことは、そういう曖昧さを揺蕩うことでもあるのかもね。

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